【モスク巡り】オールドカイロ
まず初めに、断食断念しました(しょぼーん)
生活リズムがぼろぼろになって勉強に支障が出まくったので潮時かと。有言実行できずに、悔しい…イスラーム教徒すごい。
で、今回はちょろっとオールドカイロを散策したのでそのことについて。遺跡の歴史とかをメモしておこうかなと。
行ったのはアムルモスク
カイロは「1000のミナレット(尖塔)の街」と呼ばれるほどモスクがたくさんある街なので、モスクなんじゃみんなおんなしじゃろ(山口弁)と思いがちですが、このモスクは大事!
これはエジプト最古のモスク(増改築は繰り返してます)。
最古ってことは、ピラミッドetc.文明の末期で人々はキリスト教(コプト教)を信仰し、ギリシア語みたいな言葉(コプト語)を話してたところにイスラーム勢力が侵入して(641年)支配し、最初に建てたってこと。アムルモスクのアムルはエジプトを制圧した将軍、アムル ブン イルアースの名前。
ちなみにイスラーム勢力が近隣諸国を制圧して建てる軍営都市をミスルと言って、それが今のエジプトの名前(アラビア語でミスルorマスル)のきっかけ。
その後ファーティマ朝が現在のカイロを建設して、諸事情でこの都市を自ら焼き尽くすまでこの近辺は首都として栄えてましたとさ。だからオールドカイロと呼ばれる。
近くにはまだ古い町並みが残ってました。
(古いというのは、道が細く入り組み、鶏とか七面鳥とかが歩いてるってこと。ヤギみたいなのも歩いてた笑)
モスクの中は結構多くの人が思い思いの格好で寝てた笑
あとはのんびりクルアーン読んだりお祈りしたり。
貸し出し用のクルアーンがたくさん置いてあったり
クルアーン読むための譜面台みたいなのがあったり
設備は充実笑
私もおじさんたちのお祈りを傍目にのんびりくつろぎました。
ラマダーンの断食がしんどくてイスラームなんやねんって思ってるところですがこの雰囲気は好きかも。
今後は本格的にカイロ市内のモスクを見ていこうかなぁと思っています。ま、勉強の片手間にね。